ご存じでしたか。ハンガリーで初めてサッカー試合が1896年11月1日、ブダペストで行われた。その背景は、かなりユニークでした。
1893年に、サフカ・マノーと言うある高校の体育先生がイギリスからみずからサッカーボールをハンガリーに輸入した。当時は、プレーする場所もサッカーのルール説明書もなかったそうです。説明書どころか英文のルールー説明書は間違えて翻訳され、最初はハンガリー人選手がボールを蹴らず手だけを使ってプレーしたそうです。（いったいどのようにやったのでしょうか？？）足を使えたのはキーパーのみ。その内、皆は間違いに気づき正しいやり方で練習に励み、1896年に初回の試合まで至ったのです。ただ、試合当日は運が悪く25センチ位の雪が積もった。選手たちは寒い中、ユニフォームに着替えるのを嫌がり結局２～３人しか着替えらなかったそうです。にも拘わらず試合が始まりましたがけが人は一杯出ました。選手たちは、ボールの代わりにほとんどお互いの足を蹴ったからです。３人は、足首まで骨折したそうで試合はわずか２０分で終了した。
　しかしこの後は、無事1897年1月にハンガリー初回のサッカークラブが設立され1897年5月9日に、初めての正式なサッカー試合が開かれました。
いかがでしたか？ハンガリーらしきやり方だったような気がします。